「ワインの女王」ボルドーワイン！！
「ボルドー」という地名の由来は「水のほとり（au bord de l’eau）」からだとか。
その名の通り、ボルドーは海に面した港町。さらに、3 つの大きな川が流れています。
温暖な気候に恵まれ、ブドウの生育に適しており、4 世紀の時点では既に、ブルゴーニュと並んでフランスを代表するワイン産地として知られている。

女王とは？
ワインに使うブドウ品種の数。王とされるブルゴーニュでは原則として単一品種からワインを造ります。それに対してボルドーでは、複数のブドウ品種をブレンドしてひとつのワインを造っているのです。アッサンブラージュ（Assemblage：組み立て、寄せ集めの意）」と呼ばれるこの手法は、ボルドーワインの複雑な味わいを形成する大切な要素の1つとなっています。
ボルドーワインには、厳格な格付け制度があります。ボルドーの場合は、シャトー（ ワ≒ワイナリー）ごとにランクが定められているのが特徴。ブルゴーニュにおける格付けの対象は畑ですから、ここにも両者の違いがありますね。
その冠にふさわしい質と伝統を守ってきた格付けシャトーのワインはもちろん素晴らしいものですが、ボルドーには格付けされていなくても優れたワインがたくさんあります。
格付けだけにとらわれず、自分の舌を信じて美味しいワインを探すのも楽しいですよ。