3月は南米大陸のチリを離れ一路アフリカ大陸の南アフリカからお届け!
おいしさの理由はドクターのいるテロワールにあり
南アフリカワインの最大の魅力の一つとして、豊かな自然環境があります。
それもあって厳しい農薬などの制限がされていますが、まさにケープタウンはブドウ栽培の中心産地で、ブドウ畑のほとんどがこの世界自然遺産として登録されています。
ケープドクター
南アフリカ、西ケープ州に春から夏の期間に南東からの吹く強風の事。インド洋からの冷たい風が畑の温度を下げ、湿度を吹き払ってくれるので、病害を防ぐのに一役買っている名医ですね。
南アフリカのワイン協会会長であるマイケル・ジョーダンも、南アフリカのワインを「伝統と革新の最適なブレンドが可能な国」と評しており、旧世界のエレガンスさと新世界の果実味が融合した味わいを持つのが南アフリカワインの特徴だと。
ワインと言えば、少し気難しくて敷居の高いイメージを持たれる方もいるかと思いますが、南アフリカのワインは優しく親しみやすいので、そういった方にこそ試していただきたい産地です。ぜひ感想を聞かせてくださいね。
藤枝氏の『ワイン旅』皆様、是非お楽しみに!
